クレジットカードの現金化は違法行為ではありませんが、多くの場合カード会社の利用規約により禁止されています。
なぜクレジットカードの現金化は禁止されるのでしょうか。
その理由について解説します。
なぜカード会社はクレジットカード現金化を禁止するのか?
どういった目的で商品を購入するにせよ、クレジットカードを使って決済をすればクレジットカード会社には手数料名目でお金が振り込まれます。
なぜクレジットカード会社は現金化を禁止しているのでしょうか?
クレジットカードにはキャッシング枠と言うお金を借りるための機能が付帯されています。
本来お金を借りる場合は、このキャッシング機能を使って融資を受けるのが正当な方法です。
キャッシング枠を使いつつショッピング枠を現金化すると、キャッシング枠に加えてショッピング枠の金額も融資していることになりますね。
クレジットカード会社はカードを発行するときにキャッシング枠を設定しますが、これはカードを作った人の返済能力を吟味した上で設定しています。
ショッピング枠を現金化されると、返済能力を超えた金額を貸し付けていることになるため、貸倒リスクが高くなるのは間違いありません。
法定金利を超える可能性があるから
クレジットカードの現金化業者は、多くの場合2割程度の手数料を取ります。
この手数料を金利として換算すると、出資法に違反するほどの高金利になります。
現金化業者というのは利用した瞬間に手数料がかかりますから、仮に2割の手数料を年率で換算すると、なんと7,300%もの高金利になるわけです。
もちろん手数料が必要なのは利用したタイミングだけですから、実際にこんなに高い金利を取られる事はありません。
しかし貸金業者として登録されていないクレジットカード現金化業者は、どんなことをしても法律で規制することができないんです。
クレジットカード現金化業者による換金を認めてしまうと、クレジットカード発行会社は間接的にこのグレーな取引を認めてしまうことになりますね。
社会的な立場があるきちんとした会社として、こんな取引を認める事は絶対にできないわけです。
クレジットカード現金化にはリスクがある
クレジットカード現金化業者を利用することは法律で禁止されているわけではありません。
しかしクレジットカード会社が定める利用規約には違反しています。
もし現金化をしていることがクレジットカード発行会社にばれてしまった場合、なんらかのペナルティがあることでしょう。
最新記事 by 川戸 香澄 (全て見る)
- Appleギフトカード購入するならどこがいい?それぞれのメリット - 2023年11月7日
- 脱毛のメリットとデメリットについて - 2023年8月21日
- 身体の脱毛にて永久脱毛の対応を受けたいのであれば、専門的な施設にて受けましょう - 2023年8月21日