脱毛を受ける前には、伸びている毛を自分で処理して、短くしなければいけません。
その自己処理に、カミソリを使おうと考えている人もいるのではないでしょうか。
カミソリを使った自己処理は、脱毛のトラブルに繋がる怖れがあります。
そこで、カミソリの自己処理が原因で起こってしまうトラブルの例と、カミソリを使う際の注意点について説明していきます。
カミソリが原因で起こってしまう脱毛トラブル
自己処理でカミソリを使おうかどうか迷っている人は、カミソリが原因の脱毛トラブルについて知っておいたほうが良いです。
そこで、よくあるカミソリの脱毛トラブルを紹介します。
毛嚢炎やニキビで脱毛ができなくなるトラブル
カミソリを使って自己処理をすると、毛穴に傷ができやすくなります。
その傷に細菌が入ると、毛嚢炎という炎症を引き起こします。
また菌の種類によっては、毛穴がニキビにもなります。
毛嚢炎とニキビはどちらも脱毛にとってとても邪魔です。
炎症が大きければ、脱毛をすることを断られてしまうかもしれません。
肌のバリア機能が低下してしまうトラブル
脱毛で使用するレーザーは、肌にダメージを与えてしまいます。
健康な肌だとバリア機能があるので、少しのダメージには耐えられる上に回復もしやすいです。
けれどカミソリを使用すると、肌のバリア機能が弱くなってしまいます。
なのでレーザーのダメージが大きくなって、炎症や痛みが発生しやすくなります。
カミソリで自己処理するときに注意したほうが良いこと
カミソリで自己処理をする場合、何も考えずに毛を剃ってしまうのはNGです。
脱毛トラブルを阻止するには、色々と注意しなければいけません。
ではどういったことに注意すれば良いのか、説明していきます。
保湿をした上で温めてシェービングする
カミソリを使って自己処理をする際には、なるべく力を入れないままで、スムーズにシェービングをしなければいけません。
けれど何もしていない状態の毛は、とても硬いので剃りにくいです。
なのでまずは保湿をして水分を与え、毛を柔らかくしましょう。
そして温めることも大事です。
水分を含んだ上で温まった毛であれば、スムーズに剃りやすいです。
肌に押し付けないこと
カミソリを使って自己処理をする人は、なるべく根本から毛をカットしたいと考えて、力を入れてしまいやすいです。
けれど力を入れると、肌の角質層に傷を付けてしまって、バリア機能がなくなってしまう怖れがあります。
なのであくまでも脱毛のための事前処理だということを忘れないようにして、浅めにカットしましょう。
カミソリで自己処理する時は慎重に
脱毛を行っているサロンやクリニックでは、カミソリを禁止していないところもあります。
そんなサロンやクリニックでは、問題なくカミソリを使った自己処理はできます。
カミソリでしっかり短くした毛だと、痛みも少ないでしょう。
ただ、カミソリが原因の脱毛トラブルは数多く起こっています。
そのためカミソリを使うのであれば、慎重に処理をするようにしましょう。
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